言葉が通じない海外旅行で本当に役立つこと
レストラン、薬局、タクシー、宿泊先で、オフラインの対面モードにできること・できないことと、出発前の準備をまとめました。英語が苦手な方にも役立ちます。
海外旅行で本当に役立つのは、短い会話を「対面モード」で交わすことです。スマートフォンを相手との間に置けば、それぞれが自分の言葉で話し、翻訳が画面に表示されて読み上げられます。言語を出発前にダウンロードしておけば、電波がなくても使えます。あとは準備しだいです。宿の住所を現地の言葉で用意し、Piou でやり取りしてくれるホストを見つけ、健康に関わることは人に通訳してもらいましょう。英語圏のハワイでも、英語があまり通じない国でも、使い方は同じです。
出発前の10分でできる準備
自宅のWi-Fiにつないで、次のことを済ませておきましょう。
- 設定 → 言語と翻訳 で、自分の言語が日本語になっているか確認します。
- 日本語と旅行先の言語をダウンロードします。ダウンロードは一度だけで、これで翻訳と対面モードがオフラインで使えるようになります。
- 機内モードにして対面モードを開き、翻訳が表示されれば準備完了です。
- 音声認識を試しておきます。音声認識は、端末がそれぞれの言語にどこまで対応しているかで変わります。
- 「7日間の無料トライアル」を始めた場合は、終了日を自分でメモしておきましょう。終了前に解約しなければ、表示された料金で自動的に購読が始まります。
対面モードは Piou Premium の機能です。メッセージのやり取り自体は無料です。
レストランで
テーブルにスマートフォンを置いて対面モードを開き、短い文で話します。誰が話しているかを検知して翻訳を表示し、読み上げてくれるので、店員さんはアプリを入れる必要がありません。
- 「この料理にエビやカニは入っていますか?」
- 「豚肉が食べられません。おすすめはどれですか?」
- 「お会計をお願いします」
気をつけたい点が2つあります。まず、Piou は写真を翻訳しないので、メニューを撮影しても読めるようにはなりません。店員さんに料理を2、3品説明してもらうか、気になる行を指さしましょう。次に、重いアレルギーは自動翻訳だけに頼らないでください。出発前に、現地の言葉ができる人にアレルギーの内容をカードに書いてもらい、いつも持ち歩くと安心です。
薬局で
のどの痛みや虫刺されなら、対面モードで症状を簡単に伝えられます。いつから、どこが、どのくらいかを短く話しましょう。そのあと飲み方をもう一度言ってもらい、「1錠、1日3回」のように数字で箱に書いてもらうと確実です。普段飲んでいる薬があれば元の箱を持っていくと、名前を口で言うより伝わりやすくなります。よくわからないときや症状が重いときは、医師の診察を受け、通訳を頼んでください。緊急時は、通常の電話アプリで現地の緊急番号にかけてください。Piou は一般の電話番号には発信できません。
タクシーと街歩き
- 住所:ホテルや宿のホストに、住所を現地の言葉でメッセージに書いて送ってもらいます。「原文を表示」をタップすれば、その文面をそのまま運転手に見せられます。
- 料金:出発前に料金を確認するか、メーターが動いているかを確かめます。必要なら電卓の数字で確認しましょう。
- 指示:「ここで止めてください」「5分待ってもらえますか」のように、短い文を一つずつ伝えます。
通りや地区、観光名所などの固有名詞は自動翻訳が苦手とするところで、直訳されてしまうことがあります。現地の人が書いた住所がいちばん確実です。
宿のホストや旅先で出会った人と
宿のホストが Piou を入れてくれるなら、出発前からチェックインの相談ができます。到着時刻、入口の暗証番号、駐車場などです。暗証番号は、会話で「消えるメッセージ」をオンにして送ると安心です(24時間、7日間、90日間から選べます)。到着日に位置情報を選んだ時間だけリアルタイムで共有すれば、ホストが入口まで案内しやすくなります。必要なら Piou で通話もできます。通話はインターネット経由で、Piou のユーザー同士をつなぎます。
ひとつ覚えておきたいのは、翻訳は個人の機能だということです。あなたが Premium なら、ホストのメッセージを日本語で読めます。ホストがあなたのメッセージを自分の言葉で読むにはホストにも Premium が必要で、ない場合は日本語の原文のまま表示されます。ホストが英語を少し読めるなら、簡単な英語で書くのもひとつの方法です。
旅先で親しくなったガイドさんや、食事に招いてくれた家族とは、招待用のQRコードを見せてつながりましょう。相手が Piou を始めれば、帰国後もそれぞれの言葉でやり取りを続け、写真を共有できます。写真は翻訳されませんが、言葉がなくても伝わることは多いものです。
旅行中に Piou ができないこと
- メニュー、看板、写真、書類は翻訳しません。
- 一般の電話番号には発信できないので、電話でレストランを予約することはできません。
- 接続がないと、メッセージの送受信や通話はできません。オフラインで使えるのは、受信済みメッセージの翻訳と対面モードだけです。
- 対応言語は20言語です。たとえばクメール語、ラオ語、ビルマ語、ギリシャ語は含まれません。方言は保証されません。
- ユーモア、皮肉、慣用句はうまく訳されないことがよくあります。
礼儀は自分の口で
「こんにちは」「ありがとう」「お願いします」を現地の言葉で覚えて、自分で言ってみましょう。どんな翻訳よりも相手との距離を縮めてくれます。画面を見せ、笑顔で、相手が状況を理解するまで少し待ちましょう。スマートフォンに向かって話すことに慣れていない人もいます。また、日本語の丁寧な言い回しや敬語のニュアンスは、翻訳では平らになりがちです。言葉は短く、表情と身ぶりで補いましょう。
Premium は「7日間の無料トライアル」から始まります。カードの登録が必要ですが、7日間は請求されません。トライアル終了前に解約しない場合、表示された料金で自動的に購読が始まります。日本では月額800円または年額6,300円、米国では月額5.99ドルまたは年額47.99ドルです。正確な料金は、購読前にその国の通貨で表示されます。Piou は iPhone(iOS 18以降)、Android(8.0以降)、ウェブアプリで使えます。
よくある質問
海外で対面モードを使うのにネット接続は必要ですか?
2つの言語をスマートフォンにダウンロードしておけば、接続なしで使えます。出発前にWi-Fiでダウンロードしておくのがおすすめです。メッセージの送受信と通話には接続が必要です。
メニューや看板の写真を翻訳できますか?
できません。Piou は写真や書類を翻訳しません。レストランでは対面モードで店員さんに聞くか、メニューの気になる行を指さしてください。
相手も Piou をインストールする必要がありますか?
いいえ。対面モードはあなたのスマートフォン1台で使えます(Premium が必要です)。相手は自分の言葉で話すだけです。