← 対応言語

英語を話す人と日本語でチャットする

あなたは日本語、相手は英語で書くだけ。Piou は読む人の端末で翻訳し、オフラインでも使えます。Premium は日本で月額800円、アメリカで月額5.99ドル。

Piou なら、あなたは日本語で、相手は英語で書けます。メッセージは読む人の端末上でその人の言語に翻訳され、原文もいつでも確認できます。翻訳は Piou Premium の機能で(日本では月額800円、7日間の無料トライアルあり)、言語をダウンロードしておけばオフラインでも使えます。

日本語と英語のあいだの仕組み

あなたは日本語で、相手は英語で入力します。言語を切り替える必要はありません。Piou は送信する側の端末で各メッセージの言語を自動判定し、書かれたままの形で保存します。翻訳は受信する側の端末で行われ、訳文の下には「翻訳済み」と表示されます。「原文を表示」をタップすれば、相手が実際に書いた文章を確認できます。

クラウドの翻訳サービスは使いません。翻訳エンジンは端末によって異なります。

  • iPhone(iOS 18 以降):Apple の内蔵翻訳機能。
  • Android(8.0 以降):Google の ML Kit。言語モデルをスマホにダウンロードして使います。
  • Web アプリ(app.piou.chat):ブラウザ内で動くオープンソースの Bergamot エンジンと Firefox Translations のモデル。パソコン版 Chrome に内蔵翻訳がある場合はそれを使います。日本語と英語は直接翻訳され、ほかの言語を経由しません。

翻訳結果が端末の外に出ることはありません。一方、メッセージそのものは配信と同期のため、元の言語のまま Piou のサーバーに保存されます。

翻訳は個人単位です。Premium なら、メッセージ、投票、ステータスの文章が自動で日本語になり、ボイスメッセージも文字に起こしてから翻訳されます(元の音声も再生できます)。無料プランでは原文のまま表示され、会話ごとに1日1回、日本語で読むためのお試しを案内するバナーが出ます。相手が英語であなたのメッセージを読むには、相手にも Premium が必要です。「大切な人に Piou を贈る」から贈ることもできます。

やりとりの例

東京の会社で働く美咲さんが、オーストラリア出身の同僚リアムさんに連絡します。訳文はイメージで、実際の表現は各端末の翻訳エンジンによって変わります。

  • 美咲さんが書く:「明日の打ち合わせ、15時からに変更になりました。資料は印刷しておきます。」
    • リアムさんが読む:「Tomorrow's meeting has been moved to 3 p.m. I'll print the documents.」
  • リアムさんが書く:「Thanks! Could you also send me the file? I'd like to go over it tonight.」
    • 美咲さんが読む:「ありがとう!ファイルも送ってもらえますか?今夜目を通したいです。」
  • 美咲さんが書く:「承知しました。すぐにお送りします。」
    • リアムさんが読む:「Understood. I'll send it right away.」

美咲さんの「承知しました」「お送りします」の丁寧さは、英語では「Understood」「I'll send it」という普通の言い方になります。英語に敬語の段階がないためで、失礼に訳されたわけではありません。また、最初のメッセージには主語がありませんが、翻訳エンジンが「I'll print」と補っています。今回は正しく補えましたが、「誰が」を書いておくと確実です。

英語を話す人にメッセージを送るときのコツ

  • 主語と目的語を書く:「送っておきます」より「私が資料を送ります」のほうが、英語に正確に訳されやすくなります。
  • 断るときは、はっきりと:「ちょっと難しいかもしれません」は英語では「might be a little difficult」となり、断りの意味が伝わらないことがあります。無理なときは「今回はできません」と書くほうが誤解がありません。
  • 名前で呼ぶのは普通のこと:英語圏では、上司や取引先とも名前で呼び合うことがよくあります。相手が「Liam」と名乗っていれば、アルファベットのまま Liam と書けば十分です。
  • 日付は「10月11日」と書く:アメリカは「月/日」、イギリスやオーストラリアは「日/月」の順なので、10/11 はどちらの意味にもなります。和暦(令和8年など)は伝わらないので、西暦で書きましょう。
  • 「すみません」に頼りすぎない:「すみません」は「I'm sorry」と訳されることがあり、お礼のつもりでも謝罪に聞こえます。感謝を伝えたいときは「ありがとうございます」と書きましょう。
  • 金額は数字で:「3万5千円」より「35,000円」のほうが確実です。華氏やマイルなどの単位は換算されません。

翻訳の限界

  • 敬語のニュアンス:尊敬語・謙譲語・丁寧語の違いは、英語ではほとんど消えます。逆に英語から日本語では、どの丁寧さで訳すかを翻訳エンジンが決めます。
  • 省略された主語:「行きます」が「I'll go」になるか「We'll go」になるかは、翻訳エンジンの推測しだいです。
  • 名前:英語の名前はカタカナになったり、アルファベットのまま残ったりします。日本人の名前も、「誠」や「春」のように単語として訳されることがあります。
  • 和製英語:「マンション」「テンションが高い」「クレーム」などは、英語では意味がずれて伝わることがあります。
  • ネットスラング:「w」「草」「りょ」などは、訳されないまま届くことがあります。
  • 音声機能:ボイスメッセージの文字起こし、「翻訳字幕」、「対面モード」の精度は端末の音声認識によります。方言が強い場合や周りがうるさい場合は、精度が下がります。
  • 大切なこと:医療、法律、ビザ、お金、契約に関わる内容は、通訳や翻訳の専門家に確認してください。緊急時は、日本なら119(救急・消防)や110(警察)、海外では現地の緊急番号に電話してください。

はじめ方

  1. Piou をインストール:iPhone(iOS 18 以降)か Android(8.0 以降)で使えます。Web アプリなら app.piou.chat を開き、iPhone は Safari の共有ボタンからホーム画面に追加、Android は Chrome のメニュー ⋮ からアプリをインストールします。
  2. アカウントを作成:Apple、Google、またはメールアドレスとパスワード(6桁のコードをメールで受け取ります)で登録し、言語に日本語を選んで、電話番号を一度だけ認証します。電話番号は連絡先に見つけてもらうためのもので、ログインには使いません。
  3. 日本語と英語をダウンロード:Wi-Fi でのダウンロードがおすすめです。以後はオフラインでも翻訳できます。
  4. 相手を追加:すでに Piou を使っている連絡先から選ぶか、招待リンクや QR コードを送ります。
  5. 「7日間の無料トライアル」を開始:カードの登録が必要で、7日間は請求されません。終了前に解約しない限り、表示された料金で定期購入が自動的に始まります。相手にも英語で読んでもらうなら、「大切な人に Piou を贈る」を使いましょう。

活用シーン

海外に住むパートナーの家族

家族のグループでは、相手の両親は英語、あなたは日本語で書けます。Premium のメンバーは会話全体を自分の言語で読めます。ビデオ通話では Premium の「翻訳字幕」も使えます。

海外の取引先

納期や見積もりの確認を、それぞれの言語でやりとりできます。数量や金額は数字で書き直し、契約書は専門の翻訳者に確認してもらいましょう。

外国人の入居者やゲスト

大家さんや民泊のホストとして、ごみの出し方やチェックインの時間を日本語で伝えられます。大事なルールはチャットにピン留めしておくと、いつでも見返してもらえます。

子どもの学校の保護者

インターナショナルスクールや地域の学校で、英語を話す保護者と行事や送迎の相談ができます。日時は数字でも書いて、必ず確認しましょう。

海外に住む孫

英語で育った孫からのメッセージも、Premium なら日本語で読めます。ボイスメッセージは文字に起こしてから翻訳され、元の声もそのまま聞けます。

海外旅行と留学

ホテルのフロントや駅の窓口では、「対面モード」で1台のスマホが双方向の会話になります。話している人を判別し、訳文を表示して読み上げます。相手はアプリ不要で、言語をダウンロードしておけばオフラインでも使えます。

よくある質問

相手も Piou が必要ですか? Premium も必要ですか?

メッセージのやりとりには、お互いに Piou が必要です。翻訳は個人単位なので、あなたが Premium なら日本語で読めますが、相手が英語であなたのメッセージを読むには、相手にも Premium が必要です。アプリやサイトから相手に贈ることもできます。

オフラインでも翻訳できますか?

はい。日本語と英語を一度ダウンロードすれば(Wi-Fi 推奨)、翻訳と「対面モード」は接続なしで使えます。メッセージの送受信と通話にはインターネットが必要です。

料金はいくらですか?

日本では月額800円または年額6,300円(税込)、アメリカでは月額5.99ドルまたは年額47.99ドルです。価格は国ごとに設定され、購入前に現地通貨で表示されます。「7日間の無料トライアル」にはカードの登録が必要ですが、7日間は請求されません。トライアル終了前に解約しない限り、その後は表示された料金で定期購入が自動的に始まります。

敬語はどう訳されますか?

英語には日本語のような敬語の段階がないため、丁寧な日本語も英語では普通の言い方になります。逆に英語から日本語に訳すときは翻訳エンジンが丁寧さを選ぶので、目上の人の英語がくだけた日本語に見えることもあります。失礼なのではなく、翻訳の限界です。

主語を省略しても大丈夫ですか?

日本語では主語を省くのが自然ですが、英語には主語が必要なため、翻訳エンジンが補います。間違えることもあるので、大事な文では「私が」「あなたは」を入れると誤解が減ります。

相手がアプリを持っていなくても話せますか?

その場での会話なら、「対面モード」であなたのスマホ1台を使えば話せます。相手が Piou をインストールする必要はありません。ただし、メッセージと通話は Piou の利用者同士でしかできません。